株式会社ジオックス

企業活動

災害支援 Disaster Support

平成28年8月29日からの前線と台風10号

平成28年8月17日から8月23日の1週間に3個の台風が次々と北海道に上陸し、北海道東部を中心に河川の氾濫や土砂災害が発生しました。さらに8月29日からの前線と台風10号の接近による大雨により、十勝川水系で堤防の決壊や河川の氾濫などが相次ぎ大きな災害となりました。

平成28年8月30日大雨の影響により十勝川本流の水位が上昇したことにより、樋管、樋門を閉じなければ十勝川に流れ込む支川に逆流現象が起き、水位が上がってしまうため、樋管、樋門のゲートが閉じられました。しかし、そのことにより支川の水が行き場を失い、支川自体の水位が上昇すると、隣接する土地・家屋などに甚大な影響を及ぼします。、、重大災害にならぬよう、支川の水位上昇を防ぐため、支川の水を十勝川に強制排水する作業を実施いたしました。

弊社の担当した樋門は然別樋門(平原大橋の音更側下流)で、排水ポンプ設置から撤去までが8月30日から9月2日までの4日間でした。その間、24時間の監視業務を実施し、問題なく水位が下降いたしました。河川の水位は下降したものの、堤内は地盤が水を多く含んだ状態であったため、低い土地への流水(湧き水など)が止まらず、側溝などからあふれている状況でした。、これの対策として、9月9日より強制排水を再度行い、側溝などの水を支川に排水いたししました。

平成28年8月17日から8月23日の3個の台風上陸

平成28年8月17日から8月23日の1週間に3個の台風が次々と北海道に上陸し北海道東部を中心に河川の氾濫や土砂災害が発生いたしました。

平成28年8月21日大雨の影響により、音更川の水位が上昇したため、アマラ幹線用水路のゲートを閉じました。水路の水を強制的に堤外(音更川本流)へ排出しなければ支川が氾濫してしまうため、強制排水を実施いたしました。

排水ポンプ設置から撤去までが3日間、その間は監視業務を実施し、水位が下降するのを確認いたしました。

平成23年9月2日から停滞前線による大雨災害

平成23年9月2日から停滞前線による大雨災害が発生致しました。

平成23年9月11日大雨の影響により音更川(十勝頭首工)に次々と流木などが流れ、幾重にも積み重なったことで、頭首工のゲート機能が失われました。早急に頭首工の機能回復を図るために、チェーンソーや鋸などを使用し、人力で流木の撤去を致しました。

ゲートが閉じられないため、作業場の下は水が勢いよく流れている状態で危険が伴う作業でした。作業員は親綱や安全帯を使用し、転落防止措置を取りながらの作業となりましたが、作業当日の夕方にはゲート開閉ができるようになりました。

平成23年9月2日から停滞前線による大雨災害

平成23年9月2日から停滞前線による大雨災害が発生いたしました。

平成23年9月5日大雨の影響により明渠排水路の水位が上昇し、排水路に付帯する畑が水没や浸食されるなどの恐れがある中、強制排水を実施したことで、付帯する畑を水没や浸食等の水害から守ることができました。